ニベア青缶でワキガ対策してみたけど全く効果がなかった

「ワキガ対策でニベア青缶が有能!!」ととあるサイトで目にし、早速試してみましたが全く効果がありませんでした。

むしろ逆効果でニオイが悪化しました。今回はその事例を紹介します。

肌と同じように脇にも保湿が大切だと思われていますが、そもそも「保湿」と「蒸れ」は紙一重でニベアのような油分割合が大半を占めるクリームにおいては、むしろワキガを悪化させてしまいます。もちろん、ニベアクリーム自体が「ワキガ製品」として発売しているわけではないので、ニベアを悪く言うつもりは一切ありません。

ニベア青缶はワキガに効果なし

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乾燥対策、リップ、革製品のケアなど、肌に関わらず「ニベアの青缶は万能」といイメージが根強いですよね。ワキガに効果があるように思われたのもニベアの青缶が万能であるイメージから来ているのでしょう。しかし、ニベアの青缶を塗ってもワキガのニオイが抑えられることはありません。脇のニオイを抑えるためには「汗を止める」か「殺菌して消臭させる」しかないからです。

具体的な殺菌・消臭・防臭効果があるわけでもなく、良い意味で「ザ・油分」なので、それは当たり前と言えば当たり前です。

ワキガへの科学的根拠が認められている成分

ニベアの青缶にワキガを抑える成分は配合されているの?

ワキガに効果的な成分として「塩化アルミニウム」「ミョウバン」「クロルヒドロキシアルミニウム」といった汗を止める成分(制汗成分)や、「トリクロサン」「トリクロカルバン」という抗菌・殺菌効果のある成分、そして「イソプロピルメチルフェノール」といった唯一ワキガ(腋臭)への消臭・防臭効果が科学的に認められた成分などがあります。

ニベア青缶の成分表示

水、ミネラルオイル、ワセリン、グリセリン、水添ポリイソブテン、シクロメチコン、マイクロクリスタリンワックス、ラノリンアルコール、パラフィン、スクワラン、ホホバ油、オレイン酸デシル、オクチルドデカノール、ジステアリン酸Al、ステアリン酸Mg、硫酸Mg、クエン酸、安息香酸Na、香料

花王株式会社

ニベア青缶は保湿を目的としたクリームです。油剤や保湿成分が多いことが確認できます。全成分表示からわかるように、説明したワキガに効果のある成分は一切含まれていません。香り付けとなる香料、ニベアの独特の香りを出す成分が逆にニオイを引き立たせてしまうこともあります。

ニオイを香りで上塗りする方法(香水など)をマスキングと言いますが、これはワキガの方や体臭の強い方が使ってしまうとかえってニオイを強めてしまい危険です。

ワキガ対策に保湿は必要なし

脇を保湿してもニオイを抑えることはできません。むしろ保湿はワキガの天敵になるケースも多く、腋臭手術においても脇の汗腺をなくして、脇が蒸れない(保湿されない)ようにする施術を行います。

水気の多い部位でワキガのニオイが増える理由は、雑菌が繁殖しているからです。

ワキガ対策は専用のクリームで!制汗・抗菌・殺菌が大切

ワキガ対策をクリームで行う際に大切なことは制汗作用と抗菌・殺菌作用となる成分が配合されていることです。汗を止めることでニオイの分泌を防ぎ、殺菌により脇を清潔に保ちます。保湿とは逆の話になり、脇に湿気を感じた時はすぐに拭き取ることも大切です。

万能クリームのニベアもワキガの前では太刀打ちできません。現状、ワキガには専用クリームでニオイを抑えるしかありません。