単なる「脇のにおい」と「ワキガ」の違い・見分け方・特徴

自分はワキガなの?親は違うからワキガじゃないはず。じゃあこの脇のにおいは何…?

女性なら一度は考えたことがあると思います。結論から言うと、脇は股間やお尻の穴と同じ排泄物を吐き出す部位なので誰でもにおいます。

従って、急に脇がにおい始めても、「ワキガだ、治療しなきゃ」と生き急ぐことは避けてください。

「脇のにおい」と「ワキガ」の違い

ワキガは、脇のにおいが臭い人のことを言うのではなく、脇に存在するアポクリン腺の量が多い人のことを言います。またアポクリン腺は自律神経にも関係があります。「自分の脇は臭いのではないか」「周りの人に迷惑をかけているのではないか」という不安要素が、アポクリン腺に対する命令信号となり、においを強くしてしまうのです。

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上記の図を例に考えてみると、普通の人(ワキガではない人)が運動や汗をかいた後に、「今、脇くさいかもしれない…」と感じた場合、においを放つアポクリン腺の数はたったの4つです。しかしワキガの人が同様に「臭いかもしれない…」と自律神経が乱れてアポクリン腺に命令が行くと、においを放つ汗腺は15個です。

また常日頃から自分のにおいに悩んでいる人と、今たまたま臭いだけの人では、においに対する考え方が違いますよね。こうしてワキガの人は自律神経が乱れがちになり、アポクリン腺の働きが活発になってしまう負の連鎖なのです。

自律神経の問題は「汗をかかなければいい」という単純な問題ではないことがわかると思います。

「自分はワキガなの?」と考え過ぎてはいけない

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冒頭も解説しましたが、脇がにおうことは生理現象の一つです。たまたま油っこい食事が続いてしまったり、運動不足になっていただけかもしれません。汗のケアが足りなかっただけかもしれません。最近の自分の行動や生活習慣を見直してみることからはじめましょう。

ただそのにおいが慢性的に続いていて、周囲の反応などがどうもおかしいというときは、まず「心の安定」を図るべきです。

先にも言いましたが、人それぞれ脇に存在するアポクリン腺の数は違いがありますし、見た目では分からないこともあります。そしてその発動条件は自律神経に大きく関わりがあるのです。「臭いかも」「みんなこっちを見てる」と気にし過ぎてしまうことは、自分の首を締めるだけです。

誰でも脇はにおいます

「体に一つもアポクリン腺が無い」という人はいません。アポクリン腺から分泌される汗や油も体の老廃物なので、適切に代謝されるべきもの。それはワキガであるか否かには関係ありません。

極端なことを言えば、アポクリン腺がある人は全員ワキガなわけです。アポクリン腺がある以上、脇が多少臭くなることもあります。「みんな臭い」という事実を知っておくことはワキガ対策・自律神経・交感神経優位を維持するうえで重要な理解です。

市販のクリームやスプレーをこまめに使う

一番簡単に脇のにおいを抑えて、自律神経を取り戻す方法は「市販のクリームやスプレー」を使うことです。

効果の有無や商品についてはここでは割愛しますが、ここで言いたいのは「何かを使っている」という事実が心の安定に繋がるということです。例えば、香水や柔軟剤を買い換えたとき、なんとなく自分の歩幅が大きくなったり、少し胸を張って歩けている気がしませんか?

道具や商品に依存することは、決して悪いことだと思いません。心理学的にもそうしたことは立証されているようで、効果の有無に関わらずプラシーボ効果や偽薬のような役割を果たしてくれるそうです。特に自律神経などの心の問題が影響するものについては、「自分の脳を騙す」ということも対策の一つです。