ワキガ以外で考えられる「脇のにおい」の原因

女子であれば一度は自分が”ワキガ”なんじゃないかと疑ったことはあると思います。でもワキガはアポクリン腺の「量」の多い・少ないによる量的指標なので、においを自分で感じなければワキガを見過ごしてしまうことがあります。

また、脇のにおいはワキガでなくても放ちます。脇汗や皮脂といった体の排泄物・老廃物の化合なので、どんな人でも脇がにおう可能性はあるんです。今回はタイトルの通り、ワキガ以外で考えられる「脇のにおい」の原因についてまとめてみようと思います。

ワキガ以外で考えられる脇のにおい

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脇のにおいが強く感じられる原因は主に次のような場面です。

 脇を洗ってない
当たり前ですが、脇を洗わなければ菌が繁殖しにおい菌を増殖させます。また、脇は菌が繁殖しやすい暗室で高湿度環境のため、何もしなければ臭くなります。運動直後・汗をかいた直後も放置せず、しっかり湿らせたタオルで拭き取りましょう。

 脇の洗いすぎ
脇から分泌される汗・皮脂(エクリン腺・アポクリン腺関わらず)は、特別な洗剤を用いずとも湿らせたタオルで拭くだけで清潔にすることができます。脇を清潔に保つこと・殺菌することは非常に重要ですが、人間の皮膚は菌によって守られている部分もあり、無菌状態を維持することはむしろ逆効果になる面もあるのです。

 油っこいものを食べたとき
においは油分と混ざり合うことで強くなる性質があります。そのため、脂質が高い食べ物を常日頃から摂っていると当然体臭も強くなります。欧米人や油分・肉食中心の民族は80~100%近くワキガであるという統計もあり、体臭は食生活や文化的な関わりが大きく影響しているのです。

 辛いもの・刺激物を食べたとき
カレーを毎日食べるインド人、キムチを日常食としている韓国人、彼らには独特な体臭が感じられますよね。香辛料系や刺激物の摂取は体臭を強くしたり、老廃物・排泄物の臭いを強くする働きがあります。今は問題なくても将来的にワキガになる可能性があります。

 制汗剤の使いすぎ
「脇の洗いすぎ」に通じる話ですが、制汗スプレーや制汗クリームは使えば使うほど良いというものではありません。これらには汗を止める効果以外に、殺菌・防腐効果が優れていて、毎日2~3回以上塗布(又は噴霧)していれば、脇の健全な代謝活動が損なわれ、その反動で臭いが強くなったり、粉瘤(ふんりゅう)など皮脂・油分の詰まりなどを引き起こす可能性があります。

 運動不足(汗をかいていない)
脇のにおい対策やワキガ対策において、一番身近で簡単な方法は「汗をかくこと」です。汗をかくことでアポクリン腺という汗腺が開放され、清潔になります。これは運動をしろ、というわけではなく岩盤浴などで適度に汗をかきさえすればそれでOKです。特に冬場ににおいが強くなる人は、汗ではなくアポクリン腺から出る油分によるにおいが原因です。油分や皮脂は体温(35~38度)の熱で溶け出すことで分泌されるため、脇という高温多湿環境では冬でも(汗をかかなくても)においが出てしまうのです。

脇は誰でも臭くなる。ワキガと決めつけるのは早い。

以上のように、人間であれば脇からにおいが出ることは当たり前のように起きます。脇が臭いからといってワキガと断定付けるのはまだ早いです。しかし「ワキガだから」「ワキガじゃないから」といって、においの対策方法が変わるわけではないのです。

冒頭も解説したように、ワキガを定義付けたり、数値化して測ることは難しいです。人間誰にでもワキガの元となるアポクリン腺は存在していて、その量が多いか・少ないか、臭いか・臭くないか、を個人で判断するしかないからです。ワキガじゃないにしても、脇のにおいが気になっている時点で「ワキガ」だと判断する方もいます。結局においを抑えるための対策(スプレーやクリーム、又は手術)は全員同じだからです。