風呂上がりに毎日ワキガ臭がするなら重度の可能性有り

通常のワキガであれば、お風呂上がりにニオイが残ることはないんです。お風呂上がりでも臭い、しっかり洗ったのに臭い、という場合、症状がかなり重い(想像している以上に)と推測できます。

エクリン腺から出る汗と異なり、アポクリン腺から出る汗の量は1日で決まっています(神経・血流の乱れによる分泌を除きます)。また、お風呂上がりに出る汗は体が温まり体温調節のため出るエクリン腺の汗なので、暑さから分泌されている汗ではありません。

お風呂上がりにワキガ臭が強く感じられるという場合、もしかしたらその入浴方法に問題があるかもしれません。

風呂上がりにワキガ臭がする理由

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お風呂上がりにワキガ臭がする理由はいくつかあります。

重度のワキガである可能性がかなり高いですが、たった一度臭いがするだけではそれと判断することはできません。次の内容を確認してみましょう。

①お風呂でワキをゴシゴシ洗っていませんか?

ワキのニオイが気になり、つい強く力を入れてしまいがちです。それがワキガ臭の原因になっているときがあります。

また、洗浄力が強いボディーソープや、肌がヒリヒリ熱くなるようなボディーソープも、消臭・防臭対策としては実は不向きです。

アポクリン腺の周りには無数の神経や毛細血管があふれています。ワキを強く擦ることでキズつき過敏に反応させてしまうとニオイも強くなります。もしワキを洗うのであれば、石鹸やボディーソープを泡立てて柔らかいタオルで、泡を転がす感覚で洗いましょう。

汗の成分は全て水溶性なのでお湯だけでも十分に落ちます。石鹸やボディソープはニオイを緩和させる香り付けの役割で使います。

腕力に頼った摩擦や、ボディーソープの洗浄力は全く不要であることを覚えておきましょう。

②湯船に浸かっていない、又は浸かりすぎ

湯船に浸かることで悪い汗(体内の老廃物など)が出ます。よくお風呂上がりにベトッとした汗をかく方は湯船に十分に浸かっていないのではないでしょうか?

湯船の温度は36~39℃で自分の体温と同じか1℃以上高い温度で入ることで汗が出やすくなります。しかし「汗をかくこと」自体を目的にしてしまうと、体が温まりすぎて自律神経を乱す危険性も高まります。湯船は長くても15分以内に抑え、時間を決めて入るようにしましょう。

半身浴なら温度は40℃前後
半身浴のように少ないお湯に浸かるなら温度は高くても構いません。半身浴によるお湯の方が新陳代謝が上がり汗をかきやすくなります。しかし、半身浴は本来「介護」による溺死予防のために考案された入浴方法です。決してダイエットやデトックスのために考案されたものではないんです。半身浴でも30分~1時間といった長い時間の入浴は避けるようにしてください。

③シャワーの温度が高い、又は低い

皮膚をまとっている皮脂膜・保湿膜は、何か特別な洗剤を用いなくても、高温(40度以上)の温水で簡単に剥がれ落ちてしまいます。

シャワーの温度は35~40度以内に抑え、またシャワーの強さも弱~中程度、桶で水を流す感覚でシャワーを使いましょう。

強い水勢も、高い温度も、ニオイを取るために必須のものではありません。

④当日の食事が脂質や肉が多め

ワキガはいい意味でも悪い意味でも、日によって臭いが異なります。それを左右しているのが「食事」です。逆に言えば、食事に気を付ければ毎日のニオイを少しでも抑えることは可能だということです。

・脂身の多い肉
・脂質の多いジャンクフードやカップラーメン
・糖分が多い菓子類(特に白砂糖を使った菓子類)
・食物繊維の不足
・乳酸菌、発酵食品の不足

以上の5つのポイントを確認し、日々の食生活を見直してみましょう。

 お風呂上がりにワキガケア

もしワキガケアのクリームをお持ちであれば、お風呂上がりの清潔な状態で使うことも効果的です。睡眠中にクリームが浸透して殺菌・抗菌させ、目覚めたときのワキガ臭を抑えられます。さらに効果を高めるなら翌朝に塗り直すことで持続します。

エクリン腺もアポクリン腺も、簡単にお湯で洗い流せる水溶性の性質があります。それなのに、風呂上がりすぐワキガ臭がするというのは、かなり重度なワキガであると言えます。

普段の洗い方を見直してもワキガ臭がする場合は、ワキガクリームやケア用品で抑える必要があります。普通のワキガであれば、入浴中に以上の点に気を付ければ抑えられます。ワキガは体質であり病気ではないため、抑えることや治すことができます。