ワキガが臭う範囲はどれくらい?においレベルで判断

ワキガは自分の半径1m以上でにおいがしたら重度のワキガと判断できます。臭う範囲はそのワキガのレベルによって異なります。

香水が香ることと同じように、ワキガもにおいが強いと広範囲に臭います。しかし軽度だと脇に鼻を付けて嗅がないとわからないことがあります。ワキガや多汗症は医学的にも「レベル」で判断することが多いようです。今回はそのレベルについて解説していきます。

ワキガのレベルで臭う範囲も変わる

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「ワキガはどのぐらいの範囲で臭えばアウト?」と、その程度や影響を気にされる方が多いと思いますが、ワキガは範囲に関係なく脇からワキガ特有のにおいがした時点でワキガです。判断の基準が香水と同じように、放つにおいのレベルによっても異なります。

レベル1:直接脇を嗅がないとそのにおいに気づかない

日によってにおいにバラつきがあったり、運動後や汗をかいた直後しか臭わない場合、このレベル1に当てはまることが多いです。かなり軽度のワキガなので、手術を検討したり強力なデオドラント剤を買う必要もありません。ちなみに私の兄は、軽度のワキガですが(と自分で言っているだけかもしれませんが)、市販の制汗スプレーだけで毎日過ごしています。結婚もしています。

【レベル1の特徴とその対処法まとめ】

  • 朝塗った市販の制汗剤やクリームで一日においが抑えられる。
  • 服の脇が黄ばまない。服ににおいが染み付かない。
  • 汗をかいたときだけに臭う。
  • 周りの人も不快になるほどのにおいではない(しかし疑問に思う、勘付く人もいる)。
  • 耳垢が少し湿っている。
  • 脇自体を嗅がないと臭うことがない。

軽度なため、ワキガケアしている方も少ないでしょう。「少し自分が汗臭いな」と思っているだけで女性であれば気にしますが、ほとんどの男性はあまりケアしていません(思春期に入るまで気付いていない人も多い)。しかし軽度のワキガでも、気を抜くとワキガは悪化することもあります。今の食生活や環境を保ち、程よく汗をかく習慣があればそれ以上悪化する可能性は低いでしょう。

レベル2:あなたが「ワキガ」であることを周囲の人が認識できる

ワキガは自分では気づきにくいもので、人から言われて気づくケースが最も多い。中度になってくるとケアをしていないと周りの方は「あの人はワキガだ」と気付かれてしまいます。

【レベル2の特徴とその対処法まとめ】

  • 簡易な市販の制汗剤(8×4やBanなどのスプレー、シート)では効力が薄く、ワキガ専用クリームで対処しないと抑えられない。
  • 平常時でも周りの人の反応からにおっていることがわかる。
  • 人ににおいを指摘されたことがある。
  • 脇に鼻を近づけなくてもにおいがわかる。
  • 汗をかくと白い服であれば、黄ばんでしまう。服にもにおいが染み付く。
  • 耳垢が湿っている。

レベル2から自分がワキガだと気づきワキガケアをし始める方が多いと思います。実際にワキガは人から指摘されるまでわからない方も多いです。また、中度になると市販の簡易な制汗剤ではほぼ効果がありません。市販で売られているものの効力が効かなくなってくるレベルです。ここまでのレベルになると手術まではする必要はなくても、ワキガを抑える方法として色々と試す必要があります。

ワキガクリームの比較

レベル3:通った道や空間ににおいが残る

あなたのワキガの残り香が空間や通った場所に残ります。においを気にしない方でも気がつきます。「この人はワキガだ」と近寄る方の全てが感じ取ります。ここまでくると範囲に関係なく同じ空間にいるだけで「ワキガの人がいる」と思われてしまいます。

【レベル3の特徴とその対処法まとめ】

  • 海外製の強いデオドラント商品を使う必要がある(日本の薬事基準を超えたもの)。
  • 耳垢が湿って、ドロっと垂れてくる。
  • 汗をかかなくても体臭が常にワキガのにおいがする。
  • 衣服の脇の部分が白い粉が付いたり黄ばんだりする。
  • 市販の制汗剤は効果がなく、専用クリームで対処しないとにおいがどうにもならない。
  • 飲食店では入店を拒否されたり誤解されたりする。
  • 距離に関係なく同じ空間にいるだけで怪訝な顔で見られる。

レベル3、すなわち「重度のワキガ」であると手術を検討される方も多いでしょう。しかし手術という考え方はあまり一般的ではありません。例えば、欧米・欧州の方は90~100%の確率でワキガです。そしてその半分以上がレベル3です。しかし手術をしている人は1割にも満たしませんし、手術をする文化がそもそもありません。日本でワキガ手術の失敗事例・再発事例が後を絶たないのは、医療先進国のアメリカで、ワキガ手術が積極的に行われていないからです。

日本においても食の欧米化や、和の文化そのものが失われてきています。少子高齢化や国際結婚が進む中で、日本のワキガ率も上昇しています。そんな環境の中で「ワキガ手術」の技術が進んでいくとはあまり考えられません。現にアメリカやヨーロッパのデオドラント対策が日本に広まってきており、そのためのワキガクリームやデオドラント剤が最近よく目にします。その効果は非常に強く、例え重度でも簡単ににおいを抑えることができます。