脇から酸っぱいにおいがするだけではワキガかどうか分からない

「脇のにおいが酸っぱい」と感じることは誰でもありますよね。でも、一度や二度ではなく、また運動後とかではないときに酸っぱいにおいが脇からしたら「あれ、ワキガなのかな…?」と思ってしまいます。

結論から言うと、「脇からすっぱいにおいがする」というだけではワキガかどうか判断することはできません。しかし、ワキガはあるとき突然発症する性質があり、生活環境などが変わるとワキガになる可能性も秘めています。

脇から酸っぱいにおいがする原因

kusai

ワキガではないのに脇から酸っぱいにおいがする原因は乳酸が影響していると考えられます。

乳酸とは運動をしたり体を酷使すると、その疲労を回復させるために分泌される成分です(疲労物質と言われていますがそれは誤解です)。通常私たちの体から分泌する汗には乳酸が含まれていないのですが、急に運動をしたり、冬場など汗をかかない期間が続いていたりすると、その乳酸が汗と一緒に流れ出るのです。

そして乳酸には鼻を刺すようなツンとするにおい、「乳酸(乳酸菌)」とも言われるのでヨーグルトのようなにおいを持つのです。

  • 日頃あまり汗をかいていない
  • 秋~春口にかけて汗をかかない期間が続いた
  • 脂っこい食事などが続いている
  • 仕事やプライベートでストレスが溜まっている
  • 脇を洗っていない

脇から酸っぱいにおいがする原因と、乳酸が溜まる原因は主にこういったところだと言われています。

脇の酸っぱいにおいが続いているときに確認すること

脇の酸っぱいにおいは乳酸が影響していますが、上記の内容に当てはまらないのににおいが続いているとき、ワキガを疑った方がいいかもしれません。ワキガと言っても、アポクリン腺の量が多い・少ないの問題であるので病気ではありません。

しかし、自律神経の乱れによってワキガを急に併発することがあります。自律神経の命令によってアポクリン腺が作動するので、アポクリン腺の量が多いほど・自律神経が乱れがちな人ほど、ワキガのにおいに悩まされることになります。

  • 仕事環境・生活環境に変化があった
  • ストレスを溜め込みやすい性格だ
  • 嫌なことや精神的に追いつめられる経験をした
  • 人間関係・対人関係でうまくいかないことが多い
  • いじめられている

などなど。自律神経が乱れる原因や、急にワキガになった人に多い事例が上記のようなものです。「急にワキガになる」と言っても、アポクリン腺が増えるということはないので、もともとあるアポクリン腺に渡る命令回数が増えたと見るのが自然です。

「自律神経が~」というと、どうも精神的な問題であまり取り計らってもらえませんが、本当に重要な問題です。「自律神経が乱れる」というのは、簡単にいうと「精神が不安定になる」「心臓がドキドキしやすくなる」「緊張や動悸を起こしやすくなる」ということです。この自律神経の命令がアポクリン腺に働きかけることになるため、少ないアポクリン腺でも、十分にワキガ級のにおいを持つことになるのです。