遺伝性は確実…家族全員ワキガも珍しくない

ワキガは、自分では気付きにくいという厄介な特徴があります。学校で友達から臭いと言われたり、彼氏や彼女から指摘を受け始めて気付くことが多いのではないでしょうか?

それは、家族もワキガで当たり前の臭いになっているから気付かないのかもしれません。

ワキガは優性遺伝

「ワキガ」というと、人に嫌がられることが多くいじめの対象になったりするのですが、ワキガは遺伝子的に優性遺伝なんです。身近なことで例えると、一重は劣勢、二重は優性遺伝となります。

片方の親がワキガの場合、遺伝する確率は50%~70%、両親ともワキガの場合は約80%の確率でワキガは遺伝します。

両親がワキガでない場合は隔世遺伝が疑われます。おじいちゃんやおばあちゃんがワキガである可能性が高いです。

つまり、ワキガは遺伝の可能性が十分に考えられます。ある島国では全国民100%ワキガというところもあります。

子供のワキガに親はいつ気付くことができる?

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ワキガの元となるアポクリン腺という汗腺の量は遺伝によって産まれた時から決まり、第二次成長期である10~13歳頃に発達しワキガの臭いを感じやすくなるといわれています。

しかし、近年の子供たちは成長が早くアポクリン腺の発達も低年齢化が進んでいます。また食の欧米化が進行し(欧米では7~8割がワキガ)、より早い段階でワキガの進行に気付くことができます。

ワキガの遺伝を防ぐ方法はある?

親がワキガを自覚している場合、なんとしてでも子供への遺伝を防ぎたい!そう願うと思いますが、残念ながら遺伝なので防ぐ方法はありません。

子供がいじめられることを考えて早めに手術する親御さんも増えていますが、アポクリン腺は成長と共に発達していきますのでワキガ再発の可能性が高く高額な手術費用が無駄になってしまうこともあります。

手術したい場合は18歳以降が適していますが、18歳以降の手術も再発の可能性がないとは言い切れないのが事実です。

子供のワキガに気付いたら親が過剰反応するのではなく、洗濯は殺菌防臭力の高い洗剤に変えたり、子供も使用でき殺菌できるデオドラントやワキガ専用クリームを使用してみてください。医薬部外品で肌に優しい・香りも穏やかなクリームが増えています。

重度のワキガでない限り、ある程度気にならないくらいには軽減できるのでそっとサポートしてあげるのが親にできることと言えそうです。